チャンピオンという称号に縛られ、その重圧で思うように戦えないタカオ。そんな中でテレビ局の密着取材が始まる。取材にはしゃぎまくる大地を他所に、タカオのスランプは増すばかりで、練習試合でさえキョウジュに遅れを取る始末だった。監督のヒトシはタカオがその壁を自分の力で越えてくれると信じ、見守るのみ。一方、マックスやレイ、カイもまた、タカオの状態を心配していた。全力の木ノ宮タカオと戦いたいと思えばこそ、袂を別ったのだから……。