地区大会では優勝候補のシュウや、他の強豪達が勝ち進んで行く。バルトは、母・千春から言われた家の手伝いをベイの特訓として全力でこなす。一方学校では、クミチョーや犬介、ダイナから、バルトの弱点は感情の不安定さだと指摘される。実際、少し野次られただけでシュートミスをするバルトを見て、平常心をきたえる特訓を始める。何度も放たれる失敗シュートを観察している内に、ダイナはある事に気付く。


 千春の特訓の成果か、回転速度が増したバルトのシュートは、それまでと全く異なる軌跡を描く。新必殺技誕生かと盛り上がるバルトたち。篠田学園長はその熱意を認め、仮ながらもベイクラブ設立を許可するのだった。